技術を磨いて社会へ
”高等専修学校は、例えば、勉強は苦手だけれど、メイクやヘアには興味があるなど、〝やりたいこと〟が具体的に決まっている人はぴったりかもしれません。3年間しっかりと技術を磨いて、国家資格を取得して社会に出ます。20代前半でスタイリストとして、バリバリ働いている人もいますよ。2年ではなく3年で技術を磨ける、18歳で美容師免許取得できるなど、高卒で専門学校へ進学した人と比べてメリットも。
「専修学校」(※1)のうち、中学校卒業者を対象とした高等課程を設置する学校が、高等専修学校(専修学校高等課程)です。資格の取得や学び直し、夢の実現など、生徒の多様なニーズに応え、柔軟な職業教育と人間教育を通して、成長を支援し、社会に送り出しています。
修業年限は1年以上で、学科やコースにより異なります。3年制の課程を卒業すると、専門学校(専修学校専門課程)の受験資格が得られ、大学入学資格付与指定校で3年以上、普通科目を420時間以上(総授業時間数は2590時間以上)学ぶと、大学の受験資格が得られます。
多くの高等専修学校は、「技能連携校」(※2)として、通信制・定時制の高等学校と提携しています。高等専修学校で修得した単位を高等学校での単位とみなす「技能連携制度」を利用すれば、高等専修学校と高等学校の2つの卒業資格が取得できます。
入学には、願書や必要書類を提出し、受験。1〜3科目の学科試験が多く、作文や面接のみの場合もあります。合格すれば4月から学期が始まり、毎日登校します。学校行事やクラブ活動が盛んな学校もあります
高等専修学校は、工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養の8つに分類されています。普通科目だけでなく、職業に直結 する実践的な知識・技術を習得する専門科目が多く含まれ、学校ごとに企業や病院などの外部組織と連携した実習・演習や、国家資格取得への挑戦など、特色あるカリキュラムが組まれています。
卒業後の進路は、学んだ専門知識・技術を生かせる分野への就職のほか、近年は、専門学校・大学への進学も増えています。
このほか、全国高等専修学校協会の2024年度「高等専修学校の実態に関するアンケート調査」(※3)では、入学時不登校の3540人のうち約79%が、不登校が改善・改善傾向にあるとの結果もあり、セーフティネットとしての役割も担っています。
※1=修業年限が1年以上、授業時数が文部科学大臣の定める授業時数以上である、教育を受ける者が常時40人以上であることを満たした学校のこと。高等課程のほかに、高卒者対象の専門課程と学歴不問の一般課程がある。
※2=学校教育法に基づいて、都道府県教育委員会が指定する技能教育施設のこと。通信制高校や定時制高校の生徒が、技能連携校で技能や実務に関する専門科目を学んだ場合、高校の履修の一部として単位が認められる。
※3=全国高等専修学校協会会員校のうち77校からの回答を基にしたデータ(期間2024年12月1日〜2025年1月18日)。

高等専修学校は、例えば、勉強は苦手だけれど、メイクやヘアには興味があるなど、〝やりたいこと〟が具体的に決まっている人はぴったりかもしれません。3年間しっかりと技術を磨いて、国家資格を取得して社会に出ます。20代前半でスタイリストとして、バリバリ働いている人もいますよ。2年ではなく3年で技術を磨ける、18歳で美容師免許取得できるなど、高卒で専門学校へ進学した人と比べてメリットも。