サポート校の仕組み
HOW TO CHOOSE

知っておきたいサポート校の仕組み
個人のペースを大切にしながら通信制高校卒業と次のステップを支援
サポート校は、通信制高校の生徒が確実に3年で卒業できるよう、学習指導・レポー ト提出・メンタルなどをサポートする民間の教育施設です。通信制高校と併用して通 うケースが一般的で、不登校経験者や個人のペースを重視したい人に適しており、こ まやかな指導体制が強みです。
CHAPTER 01

通信制高校の単位修得支援と基礎学力・コミュニケーション力を構築

サポート校は、主に、通信制高校に在籍する生徒や、高等学校卒業程度認定試験合格をめざす人を対象に、単位修得・進級のための学習支援を行っています。通信制高校のカリキュラムについていけるよう学習指導と精神面の支援、自立に必要な基礎学力と、社会性・協調性を高めるコミュニケーション力を育む役割があります。

サポート校は、学校教育法に基づいた「学校」ではなく、学習塾同様の民間教育機関のため、サポート校に通うだけでは高校卒業資格を取得することはできません。高校卒業資格を得るた には、連携する通信制高校などで、レポートや課題をこなし、スクーリング、課外活動などを経て、卒業に必要な単位を修得する必要があります。

注意点としては、通信制高校とサポート校に在籍する場合、学費は通信制高校とサポート校の両方が必要になります。運営に関しても、学校法人がサポート校を設置しているもの、塾や予備校を運営する民間法人が運営しているものなど。さまざまです。そのためサポート校ごとに、支援内容や学費にばらつきがあります。

ただ、多くのサポート校は、駅近や、通いやすい立地にある場合が多く、実際に通って学ぶスタイルが基本です。その点、通信制高校だけに通う場合に比べて、友人関係を育む機会が多いのもメリットの一つといえます。

CHAPTER 02

濃やかな指導体制で個別指導やキャリア教育からメンタル支援まで

サポート校は、学習塾のようなものから、一般的な高校のようなカリキュラムを持つものまでスタイルは多種多様。不登校の生徒に向けた個別サポート指導や得意分野を伸ばすキャリア教育、進学塾と提携して大学進学までサポートする学習指導コース、体験型のイベントやボランティア活動で、社会と関わることを支援するプログラムなどを取り 入れているところもあります。

制服や規則が定められ、毎日登校する全日制のようなスタイルから、生徒の自宅を訪問して授業を行ったり、規則正しい学習習慣・生活習慣が確立でき るように自習室を開放したりしている場合もあります。

学習面だけでなく、生活全般までサポートすることも多く、カウンセラーが常駐している場合も多いよう。

サポート校によって学びや支援内容が異なるため、「高校の学習についていけるか不安なので基礎的な学力指導を受けたい」「精神的なサポートもほしい」など、目的に合わせて選ぶことが大切です。見学会や説明会に参加して、わが子に合ったサポート校を見極めたいですね。

入学から卒業までの流れ

サポート校の役割

確実な高校卒業の
サポート

連携する通信制高校に同時入学し、レポートの作成指導やテスト対策、学習計画の管理を行うことで、卒業率の低下や留年を防ぎます。

メンタル・生活面のケア

カウンセラーや専任講師が在籍し、不登校経験者や悩みを持つ生徒の相談に対応。登校リズムの再構築や、個々のペースに合わせた無理のないサポートを提供します。

多様なカリキュラム・クラス

週1〜5回程度の通学を通じて、人間関係を構築したり、居場所として活用したりできる場所です。

友人づくりの場

少人数制や個別指導が中心。芸能、芸術、IT、海外留学など、興味・専門分野のスキルを磨ける学校も多いです。

教えて 通信制高校

尾鼻先生ひとこと

A WORD FROM MR. OBANA

どんなサポートが必要か見極めて


通信制高校に通いながら国公立大学の一般選抜に挑戦する際、日々のレポートやスクーリングだけでは「本当に合格できるだろうか」と不安になることもあるでしょう。実際、学校のカリキュラムだけでは、受験に必要な科目をすべて網羅できない場合も少なくありません。どんなサポートが必要か優先順位を明確にすることが重要です。学習やメンタル面の支えはもちろん、 志望校合格に向けた具体的な受験対策までサポートしてくれるか。しっかり情報収集しましょう。